中国人の9割がコロナ収束後半年以内に訪日を熱望、リピーターや富裕層の旅行ニーズも明らかに

業界初! 中国人のコロナ収束後の訪日意識調査を分析

ENtrance株式会社(本社:東京都新宿区 代表取締役 王璇)は5月28日~6月18日、中国本土に在住する中国人300人を対象に、新型コロナウイルス収束後の訪日意識調査*を実施、業界初となる中国人のコロナ収束後の訪日意識調査分析レポートを発表しました。

調査レポートは、二部構成になっており、第一部では訪日旅行の意識と行動などの全般を紹介。第二部では、年齢や訪日回数ごとの訪日意識や行動などのクロス分析結果をまとめています。また、クロス分析では、婚姻状況別(未婚、既婚子供の有無)ごとの訪日の目的やニーズの違いを明らかにしたほか、富裕層の旅行形態や訪日ニーズの分析も行っています。

1、一般分析結果

  • 9割近くの中国人は入国規制解除後、半年以内に訪日意向あり

「仮に2020年10月より日本に入国できる場合、いつ頃に訪日したいか」という質問に対し、「半年以内に訪日意向がある」との回答が9割以上を占めました。なかでも桜シーズンでもある「2021年の3~4月」頃との回答が最も多く31%となりました。

  •  次回は個人旅行が7割。「品質」と「安全」をより重視。

次回訪日の際に希望する旅行形態について聞いたところ、70%近くが「個人旅行」と回答、一方で団体旅行を選択した人はわずか6%でした。また、少人数の滞在型カスタマイズ旅行と答えた人が24%となり、新しいニーズとして注目されていることが分かります。

 

2)クロス分析結果

◆訪日回数別の旅行意向調査

  • 訪日経験の多い人ほど早い時期での訪日意欲旺盛、長期滞在を好む傾向が強い

9割以上の人が、日本入国再開後半年以内に訪日意向があると回答していますが、訪日経験が多い人ほどその傾向が強いことも明らかになりました。特に、訪日経験回数5回以上のリピーターにその傾向は顕著に表れており、年内の訪日意向の高さが伺えます。また5回以上のリピーターの関心は「リラクゼーション」への関心が高いこともわかりました。

◆所得別の訪日意向調査

  • 高収入層ほどプラベートツアーを好む傾向に、アウトドアや芸術などへの関心も

所得別の訪日意向では、月収5000元(8万円相当)以上の人は「カスタマイズ旅行(プライベートツアー)」を選び、自然観光やアウトドア、芸術への関心が高い傾向にあり、月収3000元(5万円相当)以下の人は「個人旅行」を選択し、買い物や話題のスポット散策への関心が高いことも分かりました。

◆婚姻状況別(子供の有無含む)による訪日意向調査

  • ファミリー層は目的地選びに「人の少なさ」と「口コミの良さ」重視

未婚の層は「関西エリア」を選ぶ割合が高い一方で、子供がいない既婚層は「北海道」「東北地方」を好む傾向が強いことが分かりました。また、子持ちのファミリー層は「有名で口コミの良いところ」「人に知られていないところ」など、口コミなどに左右される傾向にあることも分かりました。

3)調査結果まとめ

上記の結果から、新型コロナウイルス感染収束後早期に訪日を望む人が多く、入国規制解除後に戻ってくるのは訪日5回以上のリピーター層となる可能性が高いこと、そして訪日時には、個人旅行や少人数での旅行がより一層進むことが予測されます。
また、月収の高い富裕層ほど、自然観光やアウトドアなどを好む傾向が強く、三密を避けた開放的な旅行を訴求することが有効と考えられます。

今回は中国人の訪日意識調査の一部を紹介しましたが、他にも今入手したい日本関連の情報や、訪日回数、所得別、婚姻形態別の訪日意向や日本旅行に期待することの詳細も分析しています。さらに詳しく知りたい方は、ENtrance株式会社が理事を務める(一社)日中ツーリズムビジネス協会のnoteをご覧ください。

https://note.com/cjtc/n/n17282c19c43c

本レポートをより詳しく解説するセミナーを、ENtrance株式会社主催にて8/5(水)に開催します。詳細はnote記事よりご確認いただき、ご参加ください。

■会社概要
会社名 :ENtrance株式会社
代表者 :王璇
所在地 :東京都新宿区新宿5-15-14 INBOUND LEAGUE
事業内容 :中華圏向け訪日旅行プラットフォーム事業、インバウンドマーケティング支援事業
URL:https://tabeee.sakura.ne.jp/co/

【本件に関する報道関係者からのお問合せ先】
ENtrance株式会社 事務局
Email:info@tabeee.sakura.ne.jp

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